【各種相談】高齢の親の財産管理について

​クライムアップ 安井です。 9月末の土日は京都に移動しての相談。特に80代になる親の財産管理に関するコンサルを受けて参りました。

父親死亡後の財産の管理についてということでしたが、特に大きな遺産があるわけではなく、ほぼ全てを母親が相続。子ども3人が離れており、一番近くに住んでいる長男(依頼人)がお金の管理も含めて母親の面倒を見ておられるとのこと。 先々の介護に備えた支出や家の改造等でかかるお金について、次男が口を出してくる…。きっと母のお金をあまり使わずに出来るだけ大きく残しておいてほしいのだろう。ただ、母親の年齢的にも、きちんと意思表示ができるうちに出来ることをしておいてあげたいと長男さん。

今回は士業の先生と一緒に対応。それにまつわる様々なリスクと対策についてお話ししてきました。 キーワードとしては財産管理委任、任意後見契約、死後事務委任の三点です。私が東京に戻った後、関西チームの士業さんからこの三点の契約手続について正式に依頼をお受けしたとの報告がありました。

雰囲気的に長男と次男はしっくりいってないため、母の死後にトラブルが予想される場合はこうした対策を取ることで、兄弟間が泥沼化しないように対策を打つ出来ます。 また、お母さまも一緒に面談したのですが、それでも母親なのですね。兄も弟もそれぞれかわいいんでしょう。じっくり考えて遺言については一旦保留(おそらくしない)とのこと。 いつもお世話になっている関西チームの先生方がスピーディに対応して下さるおかげです。

これからもお客さまの不安やご心配を取り除く対策として、形にしていけるよう励みたいと思います。 同様に、親のことが心配、子どものことが心配…といったお悩みがあれば、些細なことでもご相談下さい。関東・関西それぞれのチームがお力になります。

★★ともに高みへ!Climb up!★★