【住宅ローン】団信制度変更①

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住宅ローンを組む際に付帯される団信、正式には団体信用生命保険。住宅ローンの返済中に債務者に万が一のことがあった際に、ローンの残高がこの保険でカバーされ、遺された家族に返済が残らないようにする仕組みのことです。

この保険の保険料は、銀行ローンでは毎月のローン返済に含まれており、意識することはありません。しかし、いわゆるフラット35に付加する機構団信の場合は、従来は年払の保険料を月々のローン返済とは別に支払っていく方法がとられていました。平成29年10月より、住宅金融支援機構が改定を行い、それ以降に新規で締結される団信の保険料の支払を金利に上乗せする形で、ローン返済の金額とあわせて、毎月支払う方法に変更しています。ただ、それ以前に締結された年払形式の団信については、そのままの契約が続いています。

ただ、この改正の前後を問わず、団信の仕組み自体は『借入額』や『期間』によって支払保険料が決まるものであり、民間の死亡保険のように年齢や性別によって保険料の高低が決まるわけではありません。つまり、ローンの残高や内容が同じであれば、30代でも50代でも同じ保険料を支払うこととなります。

当然死亡率は年齢が高いほど大きくなるわけですから、公平の観点からは見方によっては若い人にとって不利と言える内容ではあります。

★★ともに高みへ!Climb up!★★

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